初めての確定申告で注意した事と覚えたコツ

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2月10日に確定申告を提出してきました。フリーランスとして確定申告したのは初めてでどうなるか最初は不安だったのですが、会計ソフトfreeeのおかげで比較的簡単にできました。

このエントリでは初めての確定申告に関連して個人的に注意した事・覚えたコツを備忘録がてらまとめます。

参考にした書籍

フリーランスの著者と税理士の方の会話形式でみんなが疑問に思いやすい事をひとつひとつ分かりやすく解説されてます。確定申告含め税金関係は教科書的に解説されても小難しくなるばかりなのですが、この本の良いところは「実際どうなの?」という疑問に率直に分かりやすく応えてくれてるところです。フリーランスを始めて最初に読んでおくと良い本だと思います。オススメ。

freeeに特化した帳簿関連のお役立ちTIPSがまとめられています。合わせて節税の考え方なども書いてあって、「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。」で知った事を補強する上で個人的には良かったです。

ぼくの現在の仕事で経費になるもの・なったもの

経費の基準が初年度という事もあって探り探りでした。仕事内容によって何が経費になるかはぜんぜん違うのですが、上記参考にした書籍によると「売上に貢献する出費であるか?」というのが経費のひとつの基準になるようです。

こんな感じのものが多かったかな。

  • ノートパソコン
  • ソフトウェア
  • クラウドサービス利用料
  • お客さんとの会食・喫茶代
  • 作業時の喫茶店・コワーキングスペース
  • 技術書等の書籍代
  • 移動交通費(電車賃・コインパーキング)

プライベートと兼用のもの

プライベートと兼用のものも家事按分してしっかり経費にします。割合は説明がつく範囲で決めます。

  • スマートフォン
  • 通信費
  • 車両代(整備・ガソリン)
  • 駐車場代
  • マンション管理費

賃貸の場合は家賃も家事按分して経費にすることができます。フリーランスはお客さん先で仕事することもありますが、拠点が自宅になる場合が多いので適切な家事按分の割合で経費に含めないと損ですね。

ただ、うちは分譲マンションなので家賃ではなくマンション管理費のみ経費にしてます。住宅ローンを経費にする事もやれないことはないようですが、住宅ローン控除が受けられなくなるので微妙です。あと電気・水道・ガス代などは経費に含められると思うのですが面倒なので今回はやりませんでした。

お客さん先に行く場合ぼくは電車に乗らず時短のため車やバイクを利用しているのでこれらも経費になります。

私物を事業用にした場合の減価償却

フリーランスは以前個人で買ったものを事業のものに転用して利用するという事が多いと思います。たとえば、車だったりパソコンだったり。実はこれらも事業用の固定資産として経費計上する事ができます。

家庭用から事業用へ転用した償却資産(新品 or 中古品)【SOHO・確定申告ガイド】

参考:プライベートの資産を事業用に転用した場合 | freee

「未償却残高」を算出したり一定の決まり事があるんですが、上記のサイトから例に従って計算していくと出来ます(ちょっと面倒ですが)。たとえば車など事業用に利用しているなら以前買ったものでも固定資産化して減価償却したほうが節税になると思います。ぼくの場合は一昨年に買ったばかりのバイクを事業用に転用して使っているので固定資産化してます。

確定申告までの日々のルーティン

freeeとお友達になって日々の取引を登録していくだけです。

紙のレシート・領収書から登録

レシートや領収書がある程度溜まったタイミングで登録します。手順としては下記のような感じです。

  1. レシート・領収書を月ごとに分けて溜める(クリアファイル等に入れるだけ)
  2. スマホのfreeeのソフトで全部写真に撮る
  3. スマホのfreeeのソフトで写真から取引登録で登録する

溜めすぎると面倒なので1ヶ月に1度は時間をとって処理するようにします。

クレジットカードの履歴から登録

たまに思い出したタイミングで取引登録します。クレジットカードは支払い時期が2ヶ月程度は後になるので適当にやってます。

  1. freeeにログインして「自動で経理」を使って連携しているクレジットカードの履歴から登録する

ちなみに上で紹介した「ひと月3分、ムダ0確定申告」という本だとなるべく全ての出費を事業用のクレジットカードを通して行うことでこの経費処理を極限までラクにしようとしています。

ぼくの場合はクレジットカードの審査で落ちたこともあって個人のクレジットカードを使っているため後から書く帳尻合わせが必要になります。

請求書発行

freeeから簡単に作成する事ができます。事業用口座と連携していれば請求書に紐づく実際の入金も管理してくれるので非常にラクです。

勘定科目とは?

最初は勘定科目というキーワードに戸惑ったのですが、参考にしている本を読んでると特にルールはないようなので自分ルールさえできれば後はスムーズです。

ぼくの場合は、たとえば「お客さんとの会食・喫茶代」は営業の接待費で、「作業時の喫茶店・コワーキングスペース」は雑費で処理してます。「クラウドサービス利用料」とか「電話代」は通信費かな。自分の決め事さえ作ってしまえばあまり手間取ることもなかったです。

確定申告時に必要だったこと

上記の日々のルーティンが完了していれば、それ以外の確定申告前の対応はだいたい半日もあれば完了しました。

帳簿上の数字の帳尻合わせ

ぼくが経理処理やfreeeに不慣れなのが原因ですが、freeeの確定申告の機能で申告書を作っていくとなんとなく数字が微妙なところが出てきました。慣れてる人はそういうのは日々のルーティンの中で解消していくと思うのですが。ぼくの場合、数字が微妙だったのが「現金」がマイナスになってる事と貸借対照表の「未払金」が存在するところでした。

まず現金がマイナスになっているのは下記にFAQがあります。

現金口座がマイナスになる場合はどうすればいいですか?

リンク先だと事業主借で取引登録をせよとの事です。他には事業用の入金がある口座から現金に対して口座振替するか振替伝票を事業主借で作成する事で現金を充填する事もできますね(freeeの確定申告時のガイドに従ってたら出来ました)。

それからもうひとつの「未払金」ですが、これが出てくるのは、ぼくがクレジットカードの引き落としを個人のfreeeに連携してない銀行口座で行っているためです。事業用のクレジットカードを使っている人には無縁の話だと思います。この「未払金」を解消するにはfreeeのメニュー > 取引 > 口座振替 で現金からクレジットカードに対して口座振替をして未払金を解消します。

必要書類の添付と数値の記入

下記が必要になりました。

  • 生命保険の控除用のハガキ
  • 国民年金の控除用のハガキ
  • 会社員時代の源泉徴収票
  • 住宅ローン控除のための住宅ローン残高の書類
  • 国民健康保険の支払額の算出(書類なし)

これらが揃っていれば基本的にはfreeeの確定申告のガイドにしたがって入力していけばOKでした。ただ、住宅ローン控除に関しては下記のガイドに従う必要があります。

住宅ローン控除の内容を記入する

提出はあっという間に終了

freeeで情報を入力したらあとはプリンタから出力して必要書類を糊付けし印鑑を捺印して、用意はこんなものでした。あとは税務署に行って提出して、提出自体は一瞬で終わります。

思っていた以上にわりとあっという間です。今回還付金があるんですが6週間後に指定した口座に入金されるとの事でした。ふー終わった。